マイストーリー(自己紹介)
弁護士 大久保 暁彦
・1995年 3月
茨城県立土浦第一高等学校卒業
・2000年 3月
早稲田大学法学部卒業
・2001年 4月
司法研修所入所(第55期)
実務修習地:三重県津市
関西圏に初めて移住し、津市等の方々の優しさに迎えられながら、実務研修(裁判所、検察庁、弁護士事務所)を通じて、法律家の基礎を学ぶ。
・2002年 10月
弁護士登録(第一東京弁護士会所属)
岩田合同法律事務所入所
伝統ある法律事務所で、金融、M&A、IT法務、株主総会指導等企業法務を行い、研鑽を積む。
・2004年 3月
早稲田大学大学院法学研究科 民事法学専攻 修士課程修了
異色ではあるが、弁護士業務の傍ら、休学していた大学院に復学し、修士課程を修了する。
・2004年 7月 新東京法律事務所(現、アンダーソン・毛利・友常法律事務所)移籍
事業再生、企業再建業務等にも関わり、経営コンサル等の経験を積む。
・2006年 8月 新保法律事務所移籍
株式会社日興コーディアルグループに出向
会社紛争、企業法務、訴訟業務に強い法律事務所で研鑽を積む傍ら、証券会社の持ち株会社へ出向をし、グループ管理、グループ法務、証券法務に携わる。
・2008年 12月 財務省関東財務局証券取引等監視官部門証券検査官に任官
証券法務の経験を活かし、証券検査官に任官し、証券会社、FX業者、ファンド運用に関わる投資運用業者、投資助言業者等への検査業務を通じ、金融商品取引業者等の危機管理態勢、コンプライアンス態勢の改善を促す。また、インサイダー取引審査部門にも従事し、様々な証券取引のインサイダー取引調査を行う。
・2011年 1月 白石綜合法律事務所パートナー
証券法務、企業法務を得意とする法律事務所に移籍し、証券会社、ファンド運用会社の顧問業務を再開する。IT分野にも力を入れ始める。
・2014年 4月 篠崎綜合法律事務所パートナー
企業法務(金融、一般事業会社、IT会社、一般社団法人等)を中心に、企業の危機管理、法務、取引問題、労務問題等の対応に従事する。
・2014年 12月 オリックス・アセットマネジメント株式会社(オリックス不動産投資法人(上場REIT)資産運用会社)
コンプライアンス委員会(外部委員)
・2016年 6月 あかつき証券会社社外監査役就任(現在)
・2020年 5月 伊藤忠アドバンス・ロジスティックス投資法人補欠執行役員(現在)
・2021年10月 株式会社アセットリアルティマネジメント取締役
・ 2023年 5月 株式会社アセットリアルティマネジメン
ト コンプライアンス委員会(外部委員)(現在)
著書・論文
■新破産法の理論・実務と書式〔事業者破産編〕(株式会社民事法研究会
2005年)(共著)
■新会社法A2Z非公開会社の実務(第一法規株式会社2006年)(共著)
■契約書式実務全書初版(第2巻、第3巻)(株式会社ぎょうせい2009年) (共著)
■契約書式実務全書第2版(第2巻、第3巻)(株式会社ぎょうせい2014年) (共著)
■「事例詳解インサイダー取引規制」(一般社団法人金融財政事情研究会
2014年)(共著)
■「証券検査・課徴金調査の実務 金融商品取引業者等に対する証券検査の概要(そ
の1)」(金融法務事情1985号、2014年)(共著)(金融財政事情研究会:2014
年1月)
■「証券検査・課徴金調査の実務 金融商品取引業者等に対する証券検査の概要(そ
の2)」(金融法務事情1986号、2014年)(共著)(金融財政事情研究会:2014
年1月)
■「証券検査・課徴金調査の実務 金融商品取引業者等に対する証券検査の概要(そ
の3)」(金融法務事情1987号、2014年)(共著)(金融財政事情研究会:2014
年2月)
■「証券検査・課徴金調査の実務 取引調査の概要(その4)」(共著) 」(金融法務
事情1988号、2014年)(金融財政事情研究会:2014年2月)
■「上場企業に対する開示検査の実務(その5)」(金融法務事情1989号、2014年)
(共著)(金融財政事情研究会:2014年3月)
■「Q&A よくわかる証券検査・課徴金調査の実務」(共著)(金融財政事情研究
会:2015年6月)
主な活動
・不動産私募コンプライアンス・オフィサー勉強会(平成25年6月発足)発起人兼相談役
証券検査官の職歴を活かし、大手投資運用会社のコンプライアンス・オフィサーにて構成される不動産私募業務に関わる勉強会を開催し、不動産ファンド関連の金融商品取引業に関わる諸問題を議論し、業界全体の発展に寄与すべく取り組んでいる。
・Blue Sky(IT関連)勉強会(平成26年8月発足)発起人兼事務局
大手上場企業を含む多数の企業IT系部門の役員、従業員を会員とする勉強会にて、大手ITコンサル会社出身の国会議員ともに、勉強会毎にテーマを定め、官庁の幹部や著名IT企業の役員等を講師として招き、IT分野の課題や可能性、対世界企業を見据えた今後の事業展開などについて、会員同士が意見・情報交換を行える場を提供するなどして、業界全体の相互的な発展に寄与すべく活動を行っている。
・士業DX研究会(令和5年4月発足)発起人兼事務局
弁護士のみならず、税理士、中小企業診断士、社労士等、士業の垣根を超えた有志が集まり、企業のDX支援に向けた様々な施策を検討し、実践に取り組んでいる。
信念
顧問先に対する通常の企業法務はもちろんのこと、訴訟対応(金融訴訟、システム訴訟、債権回収、不動産、労務等)についても、「for the client」を信念として、誠心誠意、業務を行っております。また、企業取締役、監査役、コンプライアンス委員の経験も有し、企業内部のガバナンス構築に向けた支援も得意とする分野となります。